基本情報
名称 | ひめゆり学徒散華の跡 |
営業時間 | 見学自由 |
定休日 | なし |
料金 | 無料 |
住所 | 〒901-0353 沖縄県糸満市束里(つかざと) |
駐車場 | 数台(未整備) |
トイレ | なし |
HP | 糸満市ホームページ |
行きかた
観光地ではありませんので、碑を見るまでにやや苦労します。
いとちゃんminiという完全予約制のバスの停留所「荒崎海岸」まで、そのバスまたは車で行くことをお勧めします。
「平和創造の森公園」から海岸沿いの道を通って「荒崎海岸」まで行ってください。
大型トラックが通る道で、舗装もされていないのでガタガタしますが、現時点では一番安全なルートだと思われます。
他にもルートはあるものの、車だと通るのに狭すぎたり、草木が邪魔で通行できなかったりするので、上記ルートが無難だと思います。
バス停の近くに、整備されていないものの駐車スペースがあります。
そこから約10分ほど海岸に向けて歩くと碑に到着します。
足元が非常に悪いです。また海岸に出てから碑にたどり着くまでに、急傾斜の岩の階段を昇り降りする必要があり、なかなか危険な場所です。
小さなお子さんやケガをしている方、歩行困難なお年寄りの方などは、十分計画的にご訪問なさることをお勧めします。
サンダルやハイヒールは歩きにくいことに加えて、ハブ等に噛まれるおそれもありますので、ご訪問の際は十分お気を付けください。
バス停留所「荒崎海岸」から海岸に向けて歩きます






海岸に出ても「ここに碑があります」という案内はないので自分で探すしかありません。
といっても簡単で、海岸に出たら左方向に石段がありますので、そこを上って少し進むと碑に到着します。


石段を登ればあと少し。


碑文

碑に書いてある歌と思われる部分が読めず、帰ってから調べようと思っていましたが、それらしい情報を見つけることができませんでした。
ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて頂ければと思います。
私も時間のあるときに、調べに出掛けてみようと思います。
身につまされる感覚
最初、ここを訪れる気すら無く、ついでに足を運んだ場所でした。
向かう途中、スマホで荒崎海岸について調べながら、ここがひめゆり学徒隊の一部、教職員、将兵の方々が命を落とした場所だと知りました。
足を踏み入れて、一番おどろいたのは、「何もない」ということでした。
何もないこの地で、凄惨な出来事が起こったとはなかなか想像できませんでした。

将来も自由に生きていけたはずの人が、なぜここで命を落とさなければならなかったのか、とてもやりきれない思いになりました。
偶然ながらこの地を訪れて再認識させられたのは、安易に反戦平和を声高に叫ぶのではなく、命を賭して犠牲になった人々や、歴史から何を学んで、将来にどうつなげていくかということではないかということです。月並みな表現ですが、素直にそう思わされるような場所でした。
将来に繋げるのは自分の仕事ではないかもしれませんが、せめて自らの人格形成のために、正しい知識の上にしっかりとした意見を持てるように努力すべきだと思いました。
さいごに
いかがでしたでしょうか。
決して明るい気持ちで行ける場所ではないですが、慰霊のため、また将来の自分たちのためにも訪問してみるのも良いと思います。
観光地ではないため、上記の注意事項や、混雑しそうな時期は避けて訪問なさることをおすすめします。

ジャンル問わず色々なことを書いていきたいです、宜しくお願いします。
みなさんこんにちは、ヨネです。
先日、沖縄本島南部にある荒崎海岸に行ってきました。
綺麗な海の景色とともに、そこには「ひめゆり学徒散華の跡」の碑があり、慰霊の場所としても、色々と考えさせられることが多かったので、今回はそのことについて書いてみたいと思います。